経営・管理の「定款」で決めること
定款を作る前に、定款案を考える必要があります。
定款案で決定すべき事項は以下のとおりとなっています。
1.商号:会社の名称です。
2.事業目的:どのような事業を行うのかを記載します。人材紹介や飲食店など営業許可が必要な業種を営む場合は事前に事業目的を正しい文章で記載する必要があります。
3.資本金:経営管理ビザの要件として、従業員を雇入れる予定がない場合は、500万円以上にしておく必要があります。
4.本店所在地:定款に記載する所在地は最小行政区で止めておくことができますので、移転の可能性などを考えてどこまで記載するべきかを決定します。
5.事業年度 :設立月から最長1年以内に最初の決算を行う必要があります。何月決算にするのかを決定します。
6.出資者:資本金を出資する人のことになります。経営管理ビザの申請の多くの場合、申請者本人がなることになります。
7.役員:実際に経営管理の活動を行う方となります。経営管理ビザの場合、代表権を持った役員となることが原則です。